欧州分子生物学研究所が主催する生物学分野における情報可視化カンファレンスである、Visualizing Biological Data (VIZBI 2021)にて、「Time-space-based visualization of SARS-CoV-2 phylogeny」と題してポスター発表を行いました。
本研究は、生物の系統樹を地理情報と結びつけることで3次元的に表現し、空間的な解析を可能とする新しい情報可視化手法を提案するものです。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異が採取された位置情報を利用した系統樹の可視化に応用することで、感染が拡大している注目するべき変異株(VOI)が世界各地に伝播する様子をわかりやすく表現することができ、一般視聴者へのアンケート調査により、有用性を明らかにしました。
本発表は、東海大学医学部中川草講師、慶應義塾大学環境情報学部脇田玲教授との共著によるものです。
ポスター原稿は下記にて公開されています。